子育てでポジティブな言葉をかけることは、子どもの自己肯定感を育むために効果的です。
しかし、ポジティブな言葉だけでは、子どもの心を本当に満たすことができるのでしょうか?
子どもが本当に求めているのは、なんだと思いますか?
それは親からの無条件の愛情です。
今回、このブログではおよそ4歳から5歳以上のお子さんを対象に書いています。
ではその愛情を伝えるための言葉を今回書いていきたいと思います。
子供が心の底から欲しいと思っている言葉とは?

その言葉とは…
「好き」
という二文字です。
親が子供に声をかけるときに大事な言葉はたくさんあります。
でも、子供が気にしているのは
親が自分をどう思っているのか?
昨日は叱られちゃったけど、私の事嫌いになっちゃったのかな?
ぼくがお母さんに話しかけてもこっちを向いてくれないなぁ
親からの愛情と関心です。
そんな子供の不安を一気に消し去る言葉は「あなたの事大好きだよ」
この言葉だけで安心して、気持ちも安定していくのです。
4歳から5歳といえば、他者と自分の境界に意識し始める時期です。
親が自分を嫌いになった?叱られちゃった…悲しいな。などのマイナスな感情が小さな子供なりに考え始めるころです。
親も5歳くらいの子供相手に奮闘して、毎日必死に子育てしてるときです。
ひどく叱ってしまう時もあるでしょう。
そんな時に抱きしめながら、夜寝る前に手をつなぎながら
「あなたの事大好きだよ。」
というだけで子供は安心するのです。
大好きだよの言葉で安定する親の心
言霊という言葉があるように、毎日の子育てで疲れ切った親も、その言葉をいうだけで親自身の気持ちも安定していきます。
親だって人間です。
いろいろな感情が渦巻く日もあるでしょう。
子育てに対して余裕が持てない日もあると思います。
そんな時は子供の目を見て、手をつないで、抱きしめて「大好き」と伝えてみてください。
子供が欲しい言葉と合わせて使うと効果的な言葉とは?

そんな大好きだという言葉とともに使ってほしいのが
「ありがとう」
という言葉です。
これは私がたまに書いている引き寄せの法則シリーズでもあげていますが、「ありがとう」という言葉でなりたい現実を引き寄せることができるのだそうです。
子供に大好きだよと伝えて、そこで「ここにいてくれてありがとう」というだけで親も子供も安定した気持ちになれます。
お互いに絶対的な存在意義を無条件で感じることができるのです。
ポジティブワードが子供に使うといい理由とは?

なぜポジティブワードがいいのでしょうか?
それは自己肯定感を育むことができるからです。
ではなぜ自己肯定感が大事なのでしょうか?
それは子供がこれから生きていくうえで、社会の荒波にもまれていきます。
辛いときは辛いものです。
逃げ出すことができればいいのですが、時と場合によってはそれもできないときもあります。
耐えていかなくてはいけないときもあります。
そんな時に自己肯定感の強さが耐える力になる時もあります。
また、受験やスポーツなどで自分の力で頑張らなくてはいけないときに、子供の集中力や粘り強さにつながります。
そしてそれが結果につながり、成功体験にもなります。
自己肯定感が強いだけで、いい方に循環することができると言われています。
我が家の子供の事

我が家の事で恐縮なのですが、子供が生まれた時から、とにかく「ありがとう」「今日もかわいいね」「大好きだよ」と言い続けました。
いい続けたこと、それは心の底から思ったからっていうのもあるのですが、子供が保育園に入園して子供の担当の先生から「○○ちゃんはささいな事でも、相手の目を見て「ありがとう」が言えるんです。これはすごい事なんですよ」と言われたことがあります。
これは小学校に入学してからも担任の先生に言われていました。
子供が生まれた時に「優しい子になってほしい」いう私の願いがかなったと思っています。
でもそれ以上に子供は集中力もありますし、とても頑張り屋さんです。
集中してピアノを1時間以上弾き続ける事もできますし、Jボードも同じように集中して続けることができています。
因果関係は?と言われるとはっきりとは言えないかもしれませんが、子供が小さいころから続けてきた
「大好きだよ」
「ありがとう」
の声かけで、育まれたものだと思っています。
まとめ
ポジティブワード以上に大事な「好き」という言葉かけについて書いてみました。
その声かけは、今日言ったからといって、明日に結果が出るわけではないものです。
しかし、その言葉をかけることで、自己肯定感がはぐくまれるかもしれないという事はあると思っています。
よければ参考にしてみてくださいね。