国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公・まる子役を35年間演じてきたTARAKOさんが、2024年3月8日に永眠されました。
彼女の突然の訃報は、多くのファンに衝撃を与えました。
今回の記事では、TARAKOさんの功績を振り返り、後任声優について考えてみたいと思います。
TARAKOさん演じるちびまる子ちゃん
TARAKOいえば、ちびまる子ちゃん、ちびまる子ちゃんといえばTARAKOさんてくらいのイメージがついていますよね。
ちびまる子ちゃんというキャラクター
ちびまる子という名前ですが、本名は「さくらももこ」さんです。
おじいちゃんとおばあちゃんと両親、姉の6人家族で、ちびまるこやんは家族に愛され、学校でもお惚けキャラな雰囲気が印象的です。
TARAKOさんの演技の特徴
TARRAKOさんの声はそんなちびまるこちゃんの声にぴったりです。
この配役もアニメが決まった時にTARAKOさん以外の方が決まっていましたが、原作者のさくらももこさんが再度選びなおしたという話は有名です。
さくらももこさんはTARAKOさんの声を聴いて、イメージとばっちりあっているという事で、決定したそうです。
それもあってアニメも爆発的な人気になりました。
キャラクターへの影響
そんなにぴったりの配役で、TARAKOさんが急死されて、今後の配役の影響が心配されています。
番組側もそんなにストックがないので、緊急事態のようです。
TARAKOさんの功績
TARAKOさんの功績はたくさんあるようです。
どんあ功績があったのでしょうか。
声優業界への貢献
TARAKOさんは、声優業界の大ベテランとして、多くの後輩声優の育成に尽力していたようです。
後輩の育成や起用など、後輩が今後声優として活躍できるように、尽力されていたんですね。
自身の舞台で後輩を起用
TARAKOさんは、自身の舞台で積極的に後輩声優を起用していました。これは、実戦経験を積ませることで、後輩の成長を促すためです。
また、仕事の斡旋という意味も大きかったのではないでしょうか?
声優という仕事は、その役をつかむまで、毎回オーディションの連続です。
オーディションをし続けて、疲れて声優になる夢半ばでやめてしまう方も多いんですね。
私の知り合いも、オーディションを受け続け、心折れて帰ってきていました。
だからこそTARAKOさんは後輩を起用し続けたようです。
社会貢献活動
TARAKOさんは、声優としてだけでなく、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいました。具体的には、以下のような活動を行っていました。
朗読会
チャリティーイベント
動物たちへの保護活動
TARAKOさんの功績は、声優業界全体に大きな影響を与えました。彼女の存在は、多くの後輩声優にとって目標であり、憧れです。彼女の遺志を受け継ぎ、後輩声優たちがさらに活躍していく場所を作っていました。
また動物への愛情も深く、ご自身のブログでも犬や猫がたくさん出てきます。
後任声優の候補
TARAKOさんの声は特徴的で、聞けばすぐにだれのかわかってしまう声でした。
その声を誰が後任として勤めるのか。
気になりますよね。
1、潘めぐみ
- 声質:明るく元気いっぱいで、可愛らしい声
- 演技力:幅広い演技力で、喜怒哀楽を表現
- キャラクターイメージ:元気いっぱいで明るいキャラクターが多い
- 過去の出演作品:「ご注文はうさぎですか?」「小林さんちのメイドラゴン」
2、早見沙織
- 声質:明るく透き通った声、TARAKOさんに似ている
- 演技力:幅広い演技力、子役から活躍しており、豊富な経験を持っている
- 歌唱力:高い歌唱力
3、金田朋子
- 声質:少しあどけない感じの少女声
- 演技力:繊細な演技で、感情表現が豊か、幅広い演技力
- キャラクターイメージ:活発で元気なキャラクターが多い、コメディ演技を得意とす、
- 過去の出演作品:「けいおん!」「ラブライブ!」
4、小松未可子
- 声質:明るくパワフルな声
- 演技力:コミカルな演技からシリアスな演技まで幅広い
- キャラクターイメージ:元気で明るいキャラクターが多い
- 過去の出演作品:「進撃の巨人」「僕のヒーローアカデミア」
番外編
- 水瀬いのり
- 人気声優
- 可愛らしい声質
- 歌唱力も高い
- 伊藤美来
- 若手声優
- フレッシュな声質
- 今後の成長が期待される
上記以外にも、多くの声優が候補として考えられます。
後任を選ぶ際には、声質や演技力だけでなく、キャラクターのイメージや作品全体への影響も考えて選ばれるでしょう。。
誰が後任になるのかは、まだわかりません。
しかし、誰が選ばれても、TARAKOさんの遺志を受け継ぎ、まる子役を立派に演じてくれるはずです。
新声優への期待と不安
TARAKOさんを超える演技は、難しいかもしれませんが、不可能ではありません。新しい声優は、自分なりの解釈でまる子役を演じていくでしょう。
それが証拠にドラエモンや、サザエさんの声優も、今ではあまり違和感なく聞こえています。
ファンは、温かい目で新声優を見守っていきたいですね。
作品への影響
作品の魅力が損なわれるのではないか?
というコメントもありましたが、作品は声だけで決まるわけではないはずです。
ちびまるこちゃんのファンはあたかかく見守っていきたいですね。
まとめ
TARAKOさんを超える演技は、難しいかもしれません。
35年の重みは簡単には崩れることはないでしょう。
しかし作品自体は不朽の名作です。
ちびまるこちゃんの世界観はキラキラしたままです。
だれが新配役になったとしても、新しい声優は、自分なりの解釈でまる子役を演じていってくれるはずです。
あたらしいちびまるこちゃんに期待しましょう。