「ひふみよいむなやこと」という不思議な響きの言葉をご存じでしょうか？
これは古くから伝わるひふみ祝詞（ひふみのりと）の冒頭で、浄化・調整・願いの成就に使われる言霊です。
この記事では、スピリチュアル初心者にも分かりやすく、
ひふみ祝詞とは何か
全文と現代語訳
正しい唱え方（声の出し方・呼吸・回数）
効果とおすすめの活用法
カタカムナ・ヘブライ語説の整理
まで徹底解説します。
ひふみ祝詞とは？
ひふみ祝詞は、日本古来の祓詞のひとつで、ひふみよいむなやこと…と続く48音の響きによって、心身や空間の浄化、場の整えを目的とした言霊です。
古神道や神社で祈祷として唱えられるだけでなく、
現代スピリチュアル界では「日本語の母音のエネルギーを整える音」として注目されています。
ひふみ祝詞の全文
ひふみ祝詞には流派による違いもありますが、一般的な冒頭部分は次のように始まります。
ひふみ よいむなや
こともちろらね
しきる ゆゐつわぬ
そをたはくめか
うおえ にさりへて
のます あせゑ ほれけ
この48音の響きは、古代の数え歌や言霊の型を象徴しているとされ、心身を整える力があると信じられています。
現代語での意味
ひふみ よいむなや
→ 「天地のはじめから数の順で、物事を整える」
古代の数え歌の響きを通して、宇宙の秩序と調和を祈る部分。
こともちろらね
→ 「言葉を丁寧に扱い、心の穢れを祓う」
言霊の力で心や言葉を清め、邪気を遠ざける意味。
しきる ゆゐつわぬ
→ 「天地の流れを正し、物事の秩序を守る」
宇宙のバランスを意識し、調和した世界の流れを呼び込む。
そをたはくめか
→ 「人や生命のエネルギーを整え、活力を与える」
身体や精神の調整、生命力の活性化の祈り。
うおえ にさりへて
→ 「自然界の循環を尊び、日常の出来事に感謝する」
太陽・月・水・風の流れを意識して、生活と自然の調和を願う。
のます あせゑ ほれけ
→ 「神々や祖霊に祈りを届け、守護を願う」
神聖なエネルギーを呼び込み、自分と周囲を守ることを意図する。
ひふみ祝詞の文章は象徴的で抽象的ですが、現代語でまとめると、
天地の調和を祈る
心や言葉の浄化
物事の秩序や調和を整える
自然界・生命の循環を呼び戻す
といった意味があります。
特に「ひふみよいむなやこと」は、数の響き（ひ＝1、ふ＝2、み＝3…）を整える重要な部分です。
正しい唱え方（実践ガイド）
① 姿勢
背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。座位でも正座でもOK。
心が落ち着く姿勢を意識しましょう。
言霊をとなえるのはやはり神聖な気持ちで唱えたいので、それを意識することで浄化もよりしやすくなるのかな？って思います。
② 呼吸
鼻からゆっくり吸う
「ひふみよいむなやこと」と声を出す時は腹から息を押し出すイメージ
体の中にある唱える前のものを体のそこから押し出すイメージがいいようです。
早口にならず、言葉と呼吸の間を大切にする
ゆっくりでいいんです。
最初は本当にゆっくりひふみ祝詞をかみしめるように言葉にしてみてください
③ 発音
ひ・ふ・み・よ・い
む・な・や・こ・と
も・ち・ろ・ら・ね
1音ずつ区切ってもよし、軽くつなげてもOK。母音を意識して唱えましょう。
④ 回数
初心者：3回
慣れたら：9回
深い浄化：108回（数珠のように繰り返す）
回数は感覚重視で大丈夫です。
⑤ タイミング
朝の目覚めの前後
夜寝る前
心が乱れた時
神社参拝後の余韻
特に朝の習慣にすると、一日の気の流れが整いやすくなります。
ひふみ祝詞の効果
唱えることで期待できる効果には、次のようなものがあります。
心が落ち着く、雑念が消える
空間が清まる感覚
言霊による潜在意識への作用
集中力・直感力アップ
願い事がブレにくくなる
祈祷後の神社参拝効果の増幅
※効果には個人差があります。医学的効果を保証するものではありません。
カタカムナ・ヘブライ語・伊勢神宮との関係
近年の研究・説として、
カタカムナの48音との共通性
ヘブライ語との語感の類似性
伊勢神宮での古来の祓詞との関わり
などが紹介されています。
これらは確定的な学説ではなく、スピリチュアル的な楽しみや解釈として扱われています。
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よくある質問（FAQ）
Q1：ひふみ祝詞は危険ですか？
→ 危険ではありません。心身浄化のための祝詞です。
Q2：どのくらいの声量で唱える？
→ 小声でもOK。心の中で唱えても効果があります。
Q3：漢字表記はある？
→ 流派によって異なりますが、基本はひらがなで唱えます。
Q4：続きはある？
→ はい、冒頭48音以降も祝詞は続きます。
まとめ
ひふみ祝詞の「ひふみよいむなやこと」は、古来の言霊として
心や空間の浄化
調和の整え
願望達成の後押し
を目的に唱えられます。
唱え方のポイントは
姿勢を整える
呼吸に合わせてゆっくり唱える
回数は感覚に合わせる
です。
生活に取り入れることで、日常の雑念や不安を軽くし、心地よいリズムで過ごすことができるので、ぜひためしてほしいですね。
