こんにちは、サッカー好きの旅行ブロガー、幸田サバです!
今回は、映画「ぼくとパパ、約束の週末」にも登場したVfBシュトゥットガルトと、その本拠地シュトゥットガルトの魅力をたっぷりとお伝えします。
映画を見て、実際にシュトゥットガルトを訪れたくなった方も多いのではないでしょうか?
VfBシュトゥットガルト:伝統と若さが融合するクラブ
概要としては、VfBシュトゥットガルトは、1893年に創設された歴史あるクラブです。
「VfB」は「Verein für Bewegungsspiele」の略で、「運動競技クラブ」という意味なんですよ。
クラブカラーは白と赤。その伝統と若手育成の力は、ドイツサッカー界でも高く評価されています。
映画に登場したあの熱気あふれるスタジアムの雰囲気、覚えていますか?
実際に訪れると、その興奮はさらに倍増しますよ!
MHPアレーナ:サッカーファン必見のスタジアム
MHPアレーナは、60,449人もの観客を収容できる巨大スタジアムです。
映画でも印象的だったあの熱狂的な応援、実際に体験したらきっと鳥肌が立つはず!
試合がない日でも、スタジアムツアーで選手気分を味わえます。
ツアー時間:90分
料金:大人15ユーロ、子供10ユーロ
見どころ:
選手ロッカールーム:あの選手たちが使うロッカーを間近で見られます!
ピッチサイド体験:芝生の感触を直接味わえるチャンス
VIP席体験:普段は入れない特別席からの眺めは格別
予約はこちらから。人気のツアーなので、早めの予約をおすすめします!
クラブの歴史
VfBシュトゥットガルトは1893年に創立されました。
創立当初から地域に根ざしたクラブとして、多くのファンに支えられてきました。
クラブ名の「VfB」は「Verein für Bewegungsspiele」の略で、「運動競技クラブ」という意味です。
この長い歴史の中で、シュトゥットガルトは数々の栄光を手に入れました。
特に注目すべきは、ブンデスリーガで5回優勝した実績です。
1950年から2007年まで、クラブはドイツサッカー界で強豪として名を馳せてきました。
また、DFBポカールでも3回優勝し、UEFAカップでは1989年に準優勝を果たしています。
これらの成績は、クラブが持つ伝統と実力を物語っています。
日本人選手との深い絆
VfBシュトゥットガルトは、日本人選手との関係が非常に深いクラブでもあります。
これまでに多くの日本人選手がこのクラブでプレーしており、その活躍が注目されています。
岡崎慎司選手
最初に名前が挙がるのは岡崎慎司選手です。
岡崎慎司(2011-2013)
清水エスパルスから移籍
リーグ戦63試合10得点
日本人選手のブンデスリーガ進出の扉を開く。まさに先駆者。レジェンド的な存在です。
彼は2011年から2013年まで在籍し、63試合で10得点を記録しました。
岡崎選手はその後、日本代表としても活躍し、多くのファンに愛されました。
酒井高徳選手
守備の要:酒井高徳(2012-2015)
アルビレックス新潟から移籍
ブンデスリーガ87試合1ゴール
両サイドで柔軟に対応
次に酒井高徳選手ですが、彼もまたシュトゥットガルトで重要な役割を果たしました。
2012年から2015年まで在籍し、87試合で1得点を挙げています。
酒井選手はその後、日本代表としても活躍し、多くのファンに愛されました。
浅野拓磨選手
攻撃の才能:浅野拓磨(2016-2018)
サンフレッチェ広島から期限付き移籍
リーグ戦41試合5得点
チームの昇格に貢献
遠藤航選手
ミッドフィールドの司令官:遠藤航(2019-2023)
シント=トロイデンから移籍
キャプテンとして活躍
2部昇格の立役者
劇的な決勝ゴールで伝説的存在に
さらに浅野拓磨選手や遠藤航選手も、このクラブで素晴らしいパフォーマンスを見せています。
遠藤選手は特にキャプテンとしてチームを引っ張り、多くの試合で重要な役割を果たしました。
現在では、新たな才能としてチェイス・アンリ選手がセカンドチームから昇格しており、日本人選手として期待されています。
伊藤洋輝選手
若き才能:伊藤洋輝(2021-2023)
ジュビロ磐田から移籍
安定したディフェンスプレー
トップチームで頭角を現す
原口元気
即戦力:原口元気(2023)
ウニオン・ベルリンから移籍
シーズン後半11試合出場
2アシストで1部残留に貢献
このように、VfBシュトゥットガルトは日本人選手たちにとって特別な場所となっています。
メルセデス・ベンツ・アレーナ:熱狂の聖地
シュトゥットガルトのホームスタジアムであるメルセデス・ベンツ・アレーナは、60,449人を収容できる近代的なスタジアムです。
このスタジアムでは2006年のFIFAワールドカップも開催され、その熱気は今でも多くのサポーターによって受け継がれています。
スタジアムツアーも非常に人気があります。
ツアーでは選手ロッカールームやピッチサイドを見学できるため、サッカーファンにはたまらない体験です。映画で見たあのシーンを思い出しながら、自分もその一員になった気分になれるでしょう。
サポーター文化と地域密着
VfBシュトゥットガルトは、その熱狂的なサポーター文化でも知られています。
「Cannstatter Kurve」と呼ばれるホームゴール裏は特に活気があり、試合日には多くのファンが集まります。
この熱気あふれる応援は、試合をさらに盛り上げる要素となっています。
また、このクラブは地域密着型であり、地元コミュニティとのつながりを大切にしています。
そのため、地元のイベントや活動にも積極的に参加しており、多くのファンから愛され続けています。
シュトゥットガルト観光スポット
さて、せっかくシュトゥットガルトに来たなら、サッカー以外の魅力も堪能しましょう!
1. メルセデス・ベンツ博物館
自動車の歴史を学べる人気スポットです。
映画では登場しませんでしたが、シュトゥットガルトと言えばやっぱり車!
ここでは、メルセデス・ベンツの歴史だけでなく、自動車が社会に与えた影響まで学べます。
入場料:大人12ユーロ、18歳以下無料
所要時間:約2-3時間
おすすめ:音声ガイド(日本語あり)を利用すると、より深く楽しめます
2. シュロス広場
映画のワンシーンを思い出しながら、歴史的な建物に囲まれてゆっくり散策するのはいかがでしょうか?
旧宮殿や新宮殿など、歴史的建造物が立ち並ぶ広場です。
おすすめ:夕暮れ時の散策
見どころ:新宮殿のライトアップ(夜間)
注目イベント:クリスマスマーケット(11月下旬〜12月下旬)
3. ヴィルヘルマ動物・植物園
ヨーロッパ最大級の動植物園で、家族連れにも大人気です。
映画には出てきませんでしたが、子供と一緒に訪れるなら外せないスポットですよ。
入場料:大人20ユーロ、子供(6-17歳)10ユーロ
見どころ
アフリカゾウの餌やりショー
マウリタニアハウス(美しい温室)
ペンギンパレード(夏季限定)
地元民おすすめ!隠れた名所
4. キレスベルク展望台
地元の人に愛される夜景スポットです。
アクセス:ケーブルカーで約5分(片道大人4ユーロ)
おすすめ:日没1時間前に到着し、昼と夜の景色を楽しむ
周辺情報:ワインバーがあり、地元のワインを楽しめます
5. マルクトハレ
新鮮な地元食材が並ぶ市場です。
旅先で地元料理を作って食べる、ここで材料を買って作ることができますよ!
そういうのって暮らすように旅ができるって感じでいいですよね。
営業時間:月-土 7:00-18:00
おすすめ:シュヴァーベン風マウルタッシェン(ラビオリ)の試食
朝食におすすめ:焼きたてのプレッツェルとコーヒー
グルメ情報
レストラン「Zum Spätzleschwob」
本格的なシュヴァーベン料理が楽しめる人気店です。
映画でパパと息子が食べていたあの料理、ここで味わえるかも?
おすすめメニュー:シュペッツレ(卵麺)12ユーロ
予約推奨:+49 711 2369696
裏メニュー:常連さんに聞いてみると、隠れた名物メニューが見つかるかも!
カフェ「Café Königsbau」
100年以上の歴史を持つ老舗カフェです。
おすすめ:ブラックフォレストケーキ 4.5ユーロ
営業時間:毎日 9:00-19:00
特別サービス:誕生日を伝えると、小さなサプライズがあるかも!
さいごに
VfBシュトゥットガルトの試合観戦とシュトゥットガルト観光。
映画「ぼくとパパ、約束の週末」で感じた感動を、実際に現地で体験してみませんか?
きっと、映画以上の素晴らしい思い出が作れるはずです。
サッカーの熱気、歴史ある街並み、そして心温まる人々との出会い。シュトゥットガルトは、あなたの人生に新しい1ページを加えてくれるでしょう。
さあ、あなたも映画の主人公のように、シュトゥットガルトで素敵な冒険を始めてみませんか?
Auf Wiedersehen!(さようなら!)そして、Bis bald!(また近いうちに!)