「うちの子、私のこと本当に好きなのかな?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
犬は言葉を話せませんが、全身で“愛してるよ”を伝えてくれています。
しっぽの振り方、目の見つめ方、体の寄せ方…。
それらは全部、あなたへの信頼と愛情の証です。
我が家にも体重20キロ超えの保護犬がいますが、愛情の表し方が少し違うかもしれないけど、基本は見つめ方や吠え方は一緒です。
そしてそんな仕草がすごくかわいいんです。
これは犬好きなだれもが感じるところではないでしょうか。
この記事では、犬の「大好き」アクションを初心者でも見分けられるようにやさしく解説します。
あなたの愛犬が毎日、毎時間、毎分、毎秒送ってくれているサインを、今日から見逃さないでください。
受け止めたらもっと愛犬との距離が縮まり、愛情ももっと増していくと思います。

1. しっぽの動きでわかる「うれしい」と「好き」
犬がしっぽを振る=うれしい、と思われがちですが、実は感情の種類によって振り方が違います。
しっぽの動き | 意味 |
---|---|
大きく左右にゆっくり振る | 心からうれしい・安心している |
速く小刻みに振る | 興奮気味・早く構ってほしい |
しっぽを下げながら少し振る | ちょっと不安・でも近づきたい |
飼い主を見ると、しっぽをリズミカルに振るなら、それは「大好き!」のサイン。
信頼関係がしっかりできている証拠です。
我が家の犬もしっぽの振り方で感情が見えるときがあります。
私を見つめて、口は口角があがり笑っているときは、ゆったり左右に振っています。
そしてがっかりするときはしっぽはだらんと力なく垂れ下がっています。
すごくわかりやすくてその様子を見ていつも笑っています。

2. じっと見つめてくるのは「信頼の証」
犬が飼い主をじっと見つめるのは、「お願い」や「要求」だけではありません。
見つめる=安心している・つながりを感じているという意味もあります。
実際、犬と飼い主が見つめ合うと、オキシトシン(愛情ホルモン)が両方の体内で増えるという研究結果も。
つまり、「目を見る=愛の交流」なんです。
ポイント:
愛犬が見つめてきたら、やさしく見返して微笑んであげましょう。
それだけで絆が深まります。
3. 飼い主のそばで眠るのは「心から安心している」証拠
寝るときは犬にとって無防備な時間。
その時間をあなたのそばで過ごそうとするのは、信頼の最上級サインです。
・足元や隣に寝る
・寝息を立てながら体をくっつけてくる
これは、「あなたがいると安心」「守ってもらってる」という感情。
犬がそっと近づいて眠る姿は、まさに「愛の証」です。
4. おもちゃを持ってくる=一緒にいたい気持ち
犬が自分のおもちゃを持ってくるのは、遊びたい気持ちだけではありません。
「この楽しい時間を、あなたと共有したい!」という思いが込められています。
たとえばお気に入りのぬいぐるみを持ってきて見せるとき、
それは“あなたが好きだから分けたい”という犬なりのプレゼント。
我が家の犬も私がぼんやりしているときに限っておもちゃを持ってきて、「遊ぶ?」みたいな顔して見上げます。
その時は目がらんらんと輝き、それはそれはうれしそうなんです。
ポイント:
受け取って一緒に少し遊んであげると、愛犬は大満足。
「通じ合ってる」と感じる瞬間です。
5. なめてくる・体を押しつける=愛情表現そのもの
犬があなたの手や顔をペロペロなめるのは、親愛のサイン。
母犬が子犬をなめて守るように、「あなたは大切な存在」と伝えています。
また、体を押しつけたり、頭を預けてくる行動も同様。
「ここが私の安心の場所」という意味が込められています。
無理に避けず、やさしく受け入れてあげましょう。
犬は“受け止めてもらえた”と感じ、さらに信頼を深めます。
まとめ:愛犬の「大好き」は毎日そばにある
犬は言葉ではなく、“行動”で気持ちを伝えています。
そしてそのサインは、毎日の中の何気ない瞬間に隠れています。
しっぽを振る、見つめる、体を寄せる、そばで眠る――
どれも「あなたが大好き」というメッセージ。
まずは、その“無言の愛”に気づいてあげることが、
本当のコミュニケーションの第一歩です。
