「塊魂」シリーズは、2004年にPlayStation2で登場して以来、その独特なゲーム性と音楽で多くのファンを魅了してきました。
シンプルに“塊を転がして大きくする”という斬新なシステムは、他のゲームにはない唯一無二の魅力です。
本記事では、歴代シリーズの評価を徹底比較し、ファンから「神作」と呼ばれる作品と「不評作」とされるタイトルを詳しく紹介します。
さらに、2025年10月下旬に発売予定の完全新作 『ワンス・アポン・ア・塊魂』 の最新情報や予約特典についても触れます。


塊魂シリーズとは?魅力と基本システムを解説
「塊魂」は、日常の小物から人・建物・大陸まで、あらゆるものを“塊”に巻き込みながら転がしていくアクションパズルです。
プレイヤーは「王子」となり、制限時間内に塊を一定サイズ以上に成長させることが目的となります。
シンプルな操作性:スティックを使って塊を転がすだけで誰でも遊べる。
ユニークな発想:小さな画鋲から都市全体までを巻き込むスケールの拡大が爽快感を生む。
音楽の魅力:ジャズ、ポップ、テクノなど多彩な楽曲が揃い、BGM単体でも高評価を受ける。
このようなわかりやすさが、人気の秘密みたいです。
塊魂シリーズ歴代作品一覧と評価
初代「塊魂」(PS2)――グッドデザイン賞を受賞した神作
2004年に発売されたシリーズの原点。操作はシンプルながらも奥深く、プレイするほど中毒性が増していきます。
グッドデザイン賞を受賞するなど、ゲームデザインとしても高く評価されました。
多くのファンが「シリーズで一番面白い」と口を揃える神作です。
「みんな大好き塊魂」(PS2)――正統進化で高評価
初代のゲーム性を受け継ぎつつ、ステージ数の増加や「エターナルモード」を追加。
より遊び応えがあり、バリエーション豊かな体験が楽しめます。ファンからは「完成度の高さ」「BGMの豊富さ」で特に評価されています。
「僕の私の塊魂」(携帯機版)――外出先で遊べる魅力
PSP向けに登場した作品で、携帯機ならではの気軽さが魅力です。
移動中や隙間時間に遊べる点は好評ですが、一部では「ステージ数が少ない」といった不満も見られました。
「ビューティフル塊魂」(Xbox360)――賛否両論の作品
次世代機向けとして期待されましたが、ボリューム不足や操作性の不満が指摘されました。グ
ラフィックの向上は評価されるものの、「内容が薄い」という声も多く、シリーズの中ではやや評価が分かれる位置づけです。
「塊魂トリビュート」(PS3)――シリーズ総集編として高評価
過去作のエッセンスをまとめたような作品で、「懐かしさと新しさを兼ね備えている」と好評。
HD画質になったことで、より鮮明な映像で塊を転がせるようになり、シリーズファンには特に支持されました。
「塊魂ノ・ビ〜タ」(PS Vita)――シリーズ最低評価の不評作
操作性の難しさやステージの作り込み不足が大きなマイナス点となり、「シリーズの黒歴史」とまで言われることもあります。
BGMや一部の演出は好評ですが、全体的な完成度の低さが目立ち、不評作の代表格です。
「塊魂アンコール」(Switch/Steam)――リマスターで復活した神作
初代のリマスターとして現行機で蘇った作品。グラフィックの美しさや携帯モードで遊べる快適さが評価されています。
操作性の古さを指摘する声もありますが、往年のファンからは「初心者が最初に遊ぶべき塊魂」として推奨されることが多いです。
みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー」――最新リメイク
PS2の名作「みんな大好き塊魂」を現行機で楽しめるリメイク版。追加要素や遊びやすさが加わり、「シリーズ初心者と経験者の両方が楽しめる」と好意的に受け止められています。
塊魂シリーズ歴代比較表
発売年 | タイトル | 対応ハード | 特徴 | 評価(神作・普通・不評) |
---|---|---|---|---|
2004年 | 塊魂 | PS2 | シリーズ初代。シンプルかつ斬新なルールと独特の世界観で高評価。グッドデザイン賞も受賞。 | 神作 |
2005年 | みんな大好き塊魂 | PS2 | ステージ数・演出が強化された正統続編。操作性も改善されファン満足度が高い。 | 神作 |
2006年 | 僕の私の塊魂 | PSP | 携帯機で初登場。手軽に遊べるが演出・スケールは縮小気味。 | 普通 |
2007年 | ビューティフル塊魂 | Xbox360 | HD化で映像美は向上したが、ボリューム不足で賛否両論。 | 普通 |
2009年 | 塊魂トリビュート | PS3 | 過去作のリメイク+追加要素。グラフィック刷新で高評価。 | 神作 |
2011年 | 塊魂ノ・ビ〜タ | PSVita | タッチ操作導入だが操作性に不満。シリーズ最低評価とされる。 | 不評 |
2018年 | 塊魂アンコール | Switch/Steam | 初代のリマスター。手軽に遊べる神ゲー復活として人気。 | 神作 |
2020年 | みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー | Switch/Steam | 2作目のリマスター。グラフィック・UI改善で再評価。 | 神作 |
2025年10月予定 | 新作ワンス・アポン・ア・塊魂 | Switch/PS5/Steam | 正式続編として期待。過去作の良さを継承しつつ新要素に注目。 | 発売前 |
神作ランキングBEST5【ユーザー評価から厳選】
歴代作品の中でも特に評価の高い5作品を、ユーザーの口コミやレビューをもとにランキング化しました。
タイトル | 特徴 | 評価(★5段階) |
---|---|---|
塊魂(初代) | シンプルかつ中毒性抜群。音楽も神レベル。 | ★★★★★ |
みんな大好き塊魂 | 正統進化の完成度でシリーズファン納得。 | ★★★★★ |
塊魂トリビュート | シリーズ集大成。懐かしさと新しさが共存。 | ★★★★☆ |
塊魂アンコール | 現行機向けに最適化された遊びやすさが魅力。 | ★★★★☆ |
僕の私の塊魂 | 携帯機で気軽に遊べる点が評価される。 | ★★★☆☆ |
不評作はどれ?シリーズの残念ポイントまとめ
一方で、すべての作品が高評価を得たわけではありません。
タイトル | 特徴・批判点 | 評価(★5段階) |
---|---|---|
塊魂ノ・ビ〜タ(PSVita) | タッチ操作が不評。操作の難しさ、ボリューム不足、遊びやすさの欠如が批判された。 | ★★☆☆☆ |
ビューティフル塊魂(Xbox360) | HD化で映像は向上したが、全体のボリューム不足が目立ち賛否両論。 | ★★★☆☆ |
一部リメイク版(例:アンコール系) | 「新要素が少ない」「オリジナルとの差別化不足」との指摘あり。遊びやすさは評価されるが物足りないという声も。 | ★★★☆☆ |
2025年10月下旬、新作『ワンス・アポン・ア・塊魂』発売決定!
14年ぶりの完全新作 『ワンス・アポン・ア・塊魂』 が2025年10月23日(Steamは24日)に発売されます。
対応ハードはNintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S、Steamです。
新作の注目要素
新作をさらに楽しみにできるように表にしてみました。
新要素 | 詳細内容 | 期待度(★5段階) |
---|---|---|
タイムトラベル新ステージ | ジュラ紀、氷河期、昔の日本など時間軸を超えた舞台でプレイ可能 | ★★★★★ |
オンライン4人対戦「KatamariBall」 | 世界中のプレイヤーと同時対戦。最大の塊を競い合う新モード | ★★★★★ |
キャラクターカスタマイズ | 王子の見た目を自由に変更可能。新キャラ「ヤング王様」も登場 | ★★★★☆ |
豪華予約特典 | 特装版・サウンドエディションで限定グッズ&追加コンテンツ付属 | ★★★★★ |
塊魂ファンにとっては、過去作の懐かしさと新鮮な要素を兼ね備えた「待望の神作候補」になるんじゃないでしょうか!
予約特典の過去傾向
新作は予約特典がかなり充実します。
予約特典内容も予約サイトなどによって異なるのでよく吟味しないといけません。
今わかっているのは
Amazonの
【オリジナルデジタル壁紙 配信 & 【早期特典】メイツカスタマイズで使用できるフェイスパーツ3種の早期解放権 同梱】
楽天も同じですね。
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今のところファイスパーツの配布が基本みたいですね。
まとめ
塊魂シリーズは、シンプルながらも奥深いゲーム性とユニークな世界観で、今なお根強い人気を誇ります。
歴代作品を振り返ると「神作」と「不評作」が明確に分かれており、その評価の違いから新作に求められる要素も見えてきます。
2025年10月発売の『ワンス・アポン・ア・塊魂』は、シリーズの良さを受け継ぎつつ進化した作品になる可能性が高く、予約特典もあります。
ぜひ早めにチェックして、新作発売と共に塊魂の世界を再び楽しみましょう。