不運が続いた日々と「たけふりはらえ」との出会い
正直に言うと、私はここ数年、不運の連続に悩まされていました。
夫が突然心筋梗塞で倒れ、父はがんの治療中に腸内出血を起こすという深刻な事態に。
家庭内では子供が不登校となり、学校へ行けない日々が続いていました。
その心労からか、私自身も不定愁訴に悩まされ、うつ状態のようになってしまい、原因不明の発熱が繰り返し起こることもありました。
さらには転倒して胸を痛め、体の不調が長引くということまで。
心も体もボロボロで、「どうして自分ばかりこんなに不運が続くのだろう」と思い詰める日々でした。
いつまで続くかわからないこの不運はどうしたらなくなるんだろうと考えてばかりだったのです。
そんなときに偶然知ったのが「たけふりはらえ」という言葉でした。
調べてみると、出雲大社にゆかりのある祓詞（はらえことば）の一つで、「唱えることで心身を浄化し、悪いものを祓う力がある」と伝えられているとのこと。
最初は半信半疑でしたが、唱えるだけなら簡単だし、試してみてもいいのではと思ったのです。
実践した方法：たけふりはらえの唱え方と習慣化
「たけふりはらえ」を唱える習慣を始めたのは、ごく日常の中の小さな場面でした。
どんなシーンでたけふりはらえ と唱えたのか？
毎朝、お風呂で湯船に浸かるときに、深呼吸をしながら「たけふりはらえ」と3回唱える。
心を落ち着けてから、自分の願いを小さな声で言葉にしてみる。
これを最初の習慣にしました。
さらに、仕事中に心が折れそうになったり、プレッシャーで胸がいっぱいになるようなときにも、心の中で「たけふりはらえ」と3回唱えるようにしました。
これが不思議と気持ちの切り替えになり、落ち込んでいた気分がすっと軽くなるのを感じました。
なぜ3回だったのか
これは体験談として語るのは説得力がないかもしれないのですが、昔からある回数の決め事って3回が多いような気がしたんです。
絵本に3枚のお札とかあるし、3という数字はスピリチュアルに近いイメージがあったんです。
具体的な唱えるタイミング
朝のお風呂や夜のリラックスタイム
ネガティブな気分が押し寄せてきたとき
仕事や家庭で不安が大きくなったとき
願い事を口に出したいとき
決して難しい儀式ではなく、生活の中で自然に取り入れられるのが「たけふりはらえ」の魅力だと思います。
実際に起きた変化と効果
実践を始めてからわずか1週間ほど経ったある日、思いがけない変化が起こりました。
子供の変化
長い間不登校だった子供が、突然「学校に行く」と言い出したのです。
しかもその理由は、「将来の夢ができたから、その夢をかなえたいから学校に行く」という前向きなものでした。
布団から出られずに一日中過ごしていた日々からは想像できない言葉に、私は本当に驚きました。
自分のことよりも子供が楽しく人生を送ってほしいと願っていたので、登校が楽しく過ごすことに直結するわけではないと思いましたが。将来の夢ができたことは本当にうれしかったんです。
自分自身の変化
また、自分の体調にも少しずつ変化を感じました。
意味不明な発熱が減り、心も以前より落ち着いてきたのです。
お風呂で唱える時間が「自分をリセットする時間」になり、精神的な安心感をもたらしてくれました。
さらに、小さなことですが、私はブログを運営しているのですが、唱え始めてから5日ほど経った頃からアクセス数が少しずつ増え始めたのです。
偶然なのかもしれませんが、これもまた「流れが変わってきた」サインのように感じました。
たけふりはらえの効果をどう捉える？
では、この「たけふりはらえ」の効果をどのように捉えればいいのでしょうか。
言霊の力と浄化
日本には古来から「言霊信仰」があり、言葉には魂が宿るとされています。
「たけふりはらえ」も祓詞の一つで、唱えることでネガティブな気を祓い、心身を浄化する作用があると言われています。
実際、私も唱えることで気持ちがスッと軽くなり、落ち着きを取り戻せました。
まるで自分の中のマイナスの感情が洗い流されるような感覚です。
引き寄せの法則との相性
引き寄せの法則では「ポジティブな波動がポジティブな現実を引き寄せる」と言われます。
「たけふりはらえ」で心を浄化すると、自然と前向きな言葉や願い事が口から出るようになり、その思考が現実に近づいていくのかもしれません。
科学的視点から考える
心理学的には「アファメーション」と呼ばれる手法があります。
これはポジティブな言葉を繰り返すことで脳に良い影響を与え、行動や感情を変えていくものです。
「たけふりはらえ」も同じように、言葉を唱えることで思考パターンが切り替わり、結果として現実の行動に変化をもたらしているのだと思います。
私が感じた学びとおすすめの取り入れ方
私の体験から言えるのは、「たけふりはらえ」は完璧に信じなくても効果がある、ということです。
最初は半信半疑でも、習慣として取り入れることで少しずつ心に変化が現れ、やがて周囲の出来事にも好影響を与えてくれるのではないかと感じています。
なんでもトライしてみるという精神がよかったのかもしれないと今は思います。
おすすめの取り入れ方
リラックスできる時間に、3回唱える
その後に自分の願いを声に出してみる
習慣化することで「気持ちのリセット」効果が高まる
特に忙しい人やストレスが溜まりやすい人には、お風呂や就寝前に唱えるのがおすすめです。
事実私も寝る前にたけふりはらえとつぶやく時もあります。
まとめ：「たけふりはらえ」は浄化と引き寄せを後押しする言霊
不運が重なり、心も体も限界を感じていた私ですが、「たけふりはらえ」を唱えることで少しずつ人生の流れが変わっていくように感じました。
子供の前向きな変化や、自分の体調の改善、ブログの成長など、偶然と言ってしまえばそれまでですが、唱える前と後とでは確かに違いを実感しています。
「たけふりはらえ」は、誰でも気軽に取り入れられるシンプルな言霊です。
もし今、あなたが不安や不運に悩んでいるなら、ぜひ一度唱えてみてください。
そして私はこれからも、この「たけふりはらえ」を生活の中に取り入れ続けていこうと思います。
小さな浄化の習慣が、引き寄せの力を後押しし、未来をより良い方向へと導いてくれると信じているからです。
